時間持ちとお金持ち比較
あなたはお金持ちと時間持ち(若い人)どっちが羨ましいですか?
あなたはお金持ちと時間持ち(若い人)どっちが羨ましいですか?
僕なら、かなり強く「時間持ちの若い人」のほうを羨ましいと思います。
お金にはものすごい力があります。住む場所を選べる、嫌な仕事を辞められる、良い医療や教育を買える、移動時間を短縮できる。要するに、お金はある程度「時間を買う道具」でもあります。
ただ、決定的な違いがあります。
お金は後から増やせる可能性があるけれど、20代の1年を後から買い戻すことはできません。
例えば、
- 25歳・貯金100万円・自由時間が大量にある人
- 70歳・資産10億円の人
だったら、僕なら圧倒的に前者です。
70歳の10億円持ちからすれば、「10億円全部払うから25歳に戻してくれ」と思う人はかなりいるでしょう。でも25歳の人が「70歳になっていいから10億円くれ」と言うかというと、ほとんどの人は拒否するはずです。
ここに時間の価値がかなり表れています。
若さには「複利」がある
若いと単に寿命が長いだけではありません。
25歳で英語を身につければ、その能力を40〜50年間使える。
25歳でプログラミングを身につければ、それを使って事業を作ったり転職したりできる。
25歳で友人を作れば、その関係が何十年続く可能性がある。
25歳で100万円を投資すれば、それ自体にも複利がかかる。
つまり、
若い人の1年間は、その後の人生全体を書き換える力が大きい。
これがかなり強いです。
一方で、僕が一番羨ましい状態は単なる「若者」ではありません。
若い × 自由時間がある × 最低限のお金がある
この組み合わせです。
実は「大金持ち」よりこちらのほうがかなり贅沢だと思っています。
年収3000万円でも、毎日14時間働いてストレスまみれなら、自由に使える人生は意外と少ない。一方、生活費が低くて、1日8時間くらい自分の興味のために使える20代は、金銭的には貧しく見えても、とんでもない資産を持っています。
そして面白いのは、時間持ちの若者には、
時間 → スキル → お金
という変換ルートがあります。
でも高齢のお金持ちは、
お金 → 若さ
には変換できません。
この非対称性が大きい。
なので僕なら、人生の資産をざっくり
健康 > 若さ・残り時間 > 自由時間 > 人間関係 > お金
くらいに考えます。もちろん貧困レベルまでお金が不足すると話は変わります。最低限の生活が安定して初めて、時間の価値を十分に享受できます。
だから「25〜30歳くらいで、お金はそこそこしかないけれど、自分で使える時間が大量にある人」は、世間が思っている以上にかなりの富豪だと思います。お金ではなく、人生そのものを大量に保有しているという意味で。
普通に働いている25〜30の人は週5日で8時間+α拘束されるわけですからそこまで自由に使える時間はないと思います。 日本語で答えて
その通りだと思います。先ほどの「若い=時間持ち」という表現は少し雑でした。
若さと自由時間は別の資産として考えたほうがいいですね。
たとえば25〜30歳でも、週5日フルタイム勤務なら、
- 労働:8時間
- 休憩:1時間
- 通勤:往復1〜2時間
- 睡眠:7〜8時間
- 食事・風呂・家事など:2時間前後
となって、平日に完全に自由に使える時間はせいぜい3〜5時間程度。しかも仕事後なので「時間はあるけれどエネルギーがない」という問題があります。
週単位で見るともっと分かりやすいです。
「残り時間」と「自由時間」は違う
25歳の会社員と、25歳で働いておらず生活費の心配もしばらくない人を比べると、同じ25歳でも持っているものが全然違います。
前者には若さがありますが、後者には
若さ × 自由時間
があります。
これはかなり強烈な組み合わせです。
仮に会社員が自由に集中して使える時間を平日3時間+休日8時間×2として計算すると、週31時間程度です。
一方、仕事をしていない人が1日8時間を自由に使えるなら週56時間。
年間では、
会社員:約1,600時間
自由時間が多い人:約2,900時間
くらいになります。
2年間なら差は約2,600時間です。
2,600時間あれば、英語、プログラミング、数学、研究、創作、事業など、かなり大きなことができます。
しかも重要なのは単純な時間数だけではありません。
会社員の「19:00〜22:00の3時間」と、予定のない人の「10:00〜18:00の8時間」は、同じ8時間換算ではないんですよね。後者は一番頭が働く時間帯まで自分で選べる。
だから僕なら「時間持ち」をこう定義します。
自分の人生の時間を、自分の意思で配分できる人。
この意味では、普通に働いている25〜30歳は「若さ持ち」ではあっても、必ずしも「時間持ち」ではありません。
そしてここまで区別すると、最初の質問への答えも少し変わります。
「お金持ち vs 若い人」なら条件次第。
「お金持ち vs 若くて時間持ち」なら、僕は後者を選びます。
特に「生活費を何年か確保していて、20代で、仕事をせずに自分の好きなことへ毎日取り組める」という状態は、かなり特殊な贅沢です。
ただし、この状態には一つ怖いところもあります。
自由時間は目に見えないので、資産だと認識しないまま消費してしまいやすい。
100万円を1日で使えば「100万円失った」と分かります。でも自由な1年をYouTubeやSNSだけで使っても、銀行残高には「−1年」と表示されません。
だから若くて自由時間がある時期は、全部を生産的にする必要はまったくありませんが、その一部を「将来にも残るもの」に変換できるかで、後からかなり大きな差になると思います。
私は29歳で無職です。 実家暮らしで生活には困っていません。 これからどうやってお金を稼ごうか考えている段階です。 そうやって考えると私はかなり時間持ちなのかもしれませんね 日本語で答えて
はい。今の話でいう「時間持ち」という意味では、かなり時間を持っている状態だと思います。
しかも大事なのは、「無職だから時間がある」というだけではありません。生活基盤がある程度確保されていて、これからどう稼ぐかを考える余地がある。この組み合わせはかなり大きいです。
僕なら、今の状態を「収入がない状態」とだけ見るより、
現在の収入は少ないが、自分の時間に対する支配権が非常に大きい状態
と捉えます。
これは会社員のお金とは違う種類の資産です。
29歳というのも結構重要です
仮に80歳まで生きるなら、まだ50年以上あります。
そして29歳なら、新しい分野を2〜3年やってうまくいかなかったとしても、32歳です。
例えば、
29〜31歳:Aに挑戦 → 失敗
31〜33歳:Bに挑戦 → 失敗
33〜35歳:Cに挑戦 → 成功
みたいなことだって時間的には十分可能です。
もちろん現実にはお金の制約があるので無限には挑戦できませんが、「一度選択を間違えたら人生終了」という年齢では全然ありません。
むしろ面白いのは、今の時間を別の資産へ変換できることです。
たとえば1年間に2,000〜3,000時間を自分で配分できるなら、
時間 → 英語力
時間 → プログラミング能力
時間 → OSS・サービスなどの制作物
時間 → 発信・フォロワー
時間 → 研究実績
時間 → 人間関係
時間 → 収益源
という変換ができます。
ここが「時間持ち」の強さです。
ただし、時間持ちには落とし穴もある
僕が一番気をつけたいと思うのは、時間が大量にあると、逆に時間の価値を感じにくくなることです。
会社員なら「土曜日しかできない」と思うから土曜日を大事にする。
ところが毎日自由だと、
今日じゃなくても明日できる
→ 来週でもいい
→ もう少し調べてからやろう
→ 半年経過
が普通に起こります。
そしてこれはかなり厄介です。お金なら残高が表示されますが、時間には残高表示がありません。
だから「今日は何時間頑張ったか」以上に、
3か月前には存在しなかった何が、今は自分の手元に残っているか?
を見るのがいいと思います。
コード、GitHubリポジトリ、英語力、記事、動画、研究成果、ユーザー、収益、知識、人とのつながり……何でもいい。
そうすると自由時間が消費された時間なのか、資産に変換された時間なのかが分かってきます。
そして、今のあなたの状況で僕がかなり大事だと思うのは、焦って「普通の会社員と同じ生活に戻らなければ」と考えすぎないことと、逆に「時間はいくらでもある」と思わないことの両方です。
「この自由な期間を永久に続ける」のではなく、
29〜31歳くらいの数年間を、自分の将来の選択肢を増やすために使う
くらいに考えると、かなり面白い時期になると思います。
お金持ちが「お金をどこに投資するか」を考えるのと同じように、時間持ちは「自分の数千時間を何に投資するか」を考えられる。
そう考えると、29歳で自由時間をかなり自分で決められるというのは、確かに一種の「富」だと思います。memcite
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